WBCムエタイ世界女子ミニフライ級王座決定戦
2017年11月26日(日)東京・後楽園ホール
1R、オーソドックスの伊藤とサウスポーのヨッティングは互いにロー・ミドルを蹴り合うが、どちらも距離感がよく、足を引いてかわすなどして相手に主導権を握らせない。
📷 2R、ヨッティングは1Rより前に出てくるが、伊藤は蹴りを先に当て、ヨッティングが蹴り返してきてもブロックやかわして次第にペースを自らへ引き寄せる。
3R、蹴り勝ってきた伊藤に対しヨッティングは徐々にローのダメージを隠せなくなり、伊藤の蹴りをキャッチしようとする動きも見られる。伊藤は試合前に意欲を見せたパンチから蹴りに繋ぎ、ヨッティングの蹴り足をキャッチしコカす場面も見せる。
📷 4R、ヨッティングは起死回生を狙ったバックブローを放つが伊藤は当てさせず、逆に伊藤はミドルとローを当ててヨッティングを後退させる。伊藤はこのラウンドもヨッティングをコカし、試合は伊藤ペースが色濃くなってくる。
5R、優勢の伊藤は圧力を強め、ヨッティングが蹴ってくればキャッチからのコカしを狙い、ジャブから左右のミドルをリズミカルに当てて終了。
📷 49-47、50-46、50-46と明確に差をつけてヨッティングを降し、新たな世界のベルトをその腰にした。